tane [種]の意味

種
たね
Romaji: tane

種とは何か?

翻訳と意味

植物の発芽のもととなる粒。また、種類やきっかけを表す語。

定義

植物が次世代をつくるための胚を含む粒状の部分。比喩的に物事の原因やきっかけ、あるいは分類上の区分(種類)を指す名詞。

タイプ

名詞

書き順

意味

  • 植物学上の実体としての小さな粒。発芽して新しい個体を生じるもの。
  • ある種類・系統を示す語。品種やタイプを表す用法(「この犬は珍しい種だ」のように)。
  • 出来事や問題の原因やきっかけを表す比喩的用法(「争いの種」)。
  • 種目・順番など、分類や区分の意で用いることがある(競技の「種目」など)。

他の言語での意味

  • es: semilla, especie, tipo, clase

語源

音読みは漢語からの借用で、日本語に取り入れられた読み方に由来する。訓読み「たね」は古い和語に基づく国内語彙で、古来から用いられてきた読みである。

由来

中国で成立した漢字として古代から用いられ、漢字文化の伝来に伴って日本語に導入された。

構成

  • 禾(のぎへん): 穀物・植物を表す部首。
  • 重(おもい): もとより「重ねる・多い」を表す字。
  • 両者が合わさって植物に関わる実体――すなわち種を表す字として用いられる。

用法

形式に関わらず広く使われる語で、学術的な文章から日常会話まで用いられる。ボタニカルな文脈では専門語として厳密に用いられ、比喩的用法は口語でも頻繁に使われる。例文:
  • 庭に新しい花の種をまいた。
  • その発言が後の混乱の種になった。
  • 農家は良い種を選んで作物を作る。
💡 ヒント
「話の種」という慣用句を思い浮かべると覚えやすい。何かを蒔けば育つというイメージで、原因やきっかけとしての意味も連想しやすい。

関連語

  • 種子(しゅし): 植物学的な正式語。種とほぼ同義でやや硬い語。
  • 種類(しゅるい): 分類上の区分を表す語。種の範囲や側面を強調する際に使われる。
  • 実(み): 植物の果実を指し、種と対比されることがある(果実の中に種がある)。
種