sai, kiwa [際]の意味

際
さい、きわ
Romaji: sai, kiwa N2

際とは何か?

翻訳と意味

機会・境界

定義

ある出来事や行為が起こる時点や場面、また物や場所の端や境目を示す語。名詞として用いられ、助詞的に他の語と結びついて時点や状況を表す。

タイプ

名詞(形式名詞的用法を伴う)

書き順

意味

  • 行為や出来事が発生する局面や瞬間を表す用法。例:「面接の際」
  • 物体や場所の境目・端を示す用法。例:「岩際」「岸際」
  • 格式ばった表現や書き言葉で頻出する語法(~の際に)。

他の言語での意味

  • es: borde, ocasión, momento
  • pt: ocasião, momento, borda, fronteira

語源

音読み『サイ』は漢語の音を借用した読みで、訓読み『きわ』は和語由来の読みが当てられた。

由来

漢字語としての形は中国語に起源があり、漢籍や漢文の受容を経て日本語の語彙体系に組み込まれた。

構成

  • 阝(おか・ふ):土や地形を表す偏。場所・地理に関する意味を補強する。
  • 祭(まつり):もともとの字形を成す要素。音や形の由来として結びついている。

用法

形式的・書き言葉で広く使われる。会話ではやや堅い印象を与えるため、口語では「とき」「ときに」などに言い換えられることがある。例文:
  • 出張の際は必ず名刺をお持ちください。
  • 濁流が岸際まで達した。
  • 契約書に署名する際は内容をよく確認すること。
💡 ヒント
「きわ」は物の〈きわ=端〉を表す語として覚えると定着しやすい。祭り(祭)で人が集まる〈場〉をイメージして、『出来事が起きる場所や時』と結びつけると覚えやすい。

関連語

  • 機会 — ある行為を行う好機
  • 局面 — 物事の展開段階
  • 端 — 物や場所のはし、境目
  • 常時(対義語) — いつも、常に
際